※メールでの診療に関するご相談・ご質問は一切お受けしておりませんのでご了承ください。
痔核(いぼじ)の場合、当初は出血のみで痛みはありませんが、症状が進むと強い痛みを感じます。
裂痔(きれじ)の場合、排便時または排便後にしばらく痛みが続きます。
痔瘻(じろう)の場合、症状が進行すると肛門周囲が腫れて激痛が続き、高熱を伴うこともあります。
排便時に伴う出血は、痔核(いぼじ)または裂痔(きれじ)の可能性があります。
ただし、粘液のまじった出血、どす黒い出血はもっと奥の方の直腸の潰瘍からのこともありますので、
お早めにご相談ください。
膿が出て押すと痛みを感じる場合には痔瘻(じろう)の可能性があります。
排便時に出たり戻ったりする内痔核(いぼじ)、
以前から痛みはないがでっぱりがある外痔核(いぼじ)の可能性があります。
肛門または肛門周囲がかゆい場合には、いろいろな病気が考えられます。
かゆみに我慢できずにかくと皮膚が赤くただれます。
この場合には早めにご相談ください。
粘液や便で下着が汚れる
急に発症し、ビー玉のようなしこりができた場合は外痔核(いぼじ)の可能性があります。
さらに膿が出て押すと痛みを感じる場合には痔瘻(じろう)が考えられます。
永年、痔だと思って放置していたら実は大腸ガンだったという悲劇が増えています。
肛門科を訪れる患者さんの5人のうち1人にガンやポリーブがみつかったという統計があるほどです。
出血が続いたら迷わず肛門科専門医の診察を受けて下さい。
手術といえばどのような手術でも、入院していただくのが普通です。しかし、近年は仕事が忙しく休めないという方も多く多少の不便があってもできることなら入院したくないという希望が多く見受けられます。
当院でも、程度の軽い症状の疾病であれば日帰り手術が可能ですのでご相談ください。
妊娠すると便秘になりやすく、その便秘が原因で痔核(いぼじ)になるケースがあります。
まずは、便秘にならないよう生活習慣を見直すことですが、どうしても治療が必要な場合には薬は胎児にも影響しますので安易に考えずご相談ください。
赤ちゃんや幼児は大人と違い、肛門の大きさが小さく、大きめなウンチや固いウンチをすると肛門粘膜が切れて出血することはよくあります。まずは、食生活を変えて好き嫌いをなくし、食物繊維を多く摂取することです。
肛門科専門施設ならではの切らずに治す、様々な治療法をご紹介します。
専用の器具でゆっくり肛門をひろげます。肛門狭窄や裂肛(きれじ)に有効です。
痔核(いぼじ)に薬剤を注射して「硬化」させます。内痔核脱出や内痔核出血に有効です。
医療事故防止のため、短期間の入院をお願いします。
特殊な器具を用いて粘膜をくくります。内痔核に有効です。
痔核を養う血管を光学的に凝固します。内痔核に有効です。
マイクロウェープやソフトレーザー、または冷凍器で痔の血流を改善します。
これらはいずれもほとんど無痛で、入院することなく外来で簡単に行えます。