※メールでの診療に関するご相談・ご質問は一切お受けしておりませんのでご了承ください。
当病院の診察を受ける前に貴方のお悩みにQ&A形式でお応えいたします。
ご安心下さい。単科のため他の科の患者さんはいません。
待合室にいるのは肛門科の患者さんだけです。恥ずかしがり屋の女性の方でも安心です。又、診察についても、右肩を下に膝を閉じて横向きに寝ていただき、下着も少しずらす程度です。
痔にもいろいろあります。痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(穴痔)が3大疾患で、10人のうち9人まではこのうちのどれかに入ります。
痔はほとんどが切らずに薬でよくなります。実際、手術になるのは、患者さんの1、2割程度です。
10年前とは違って、手術は全く無痛ですし、後遺症もほとんどありません。手術は膝を閉じうつぶせの姿勢で行います。
通常5分から30分程度で終わります。
保険診療ですので、外来診療(社会保険/本人の場合)で初診は約1,000〜1,500円、再診は約400円程度の費用となります。
入院手術で(痔核手術/1週間入院/社会保険/本人の場合)大部屋で約70,000〜80,000円、個室の場合は上記のほかに別途使用費が必要となります。
その他の費用として、いずれも必要な検査、注射などの処置が加わればそれらの分が加算されます。医薬分業のため薬代は別に必要となります。
よっぽどのことがない限り絶対に手術をしなければならないということはありません。
しかし、痛みや出血などの症状が強い場合や、再発を繰り返すような患者さんは手術をした方が良いと思います。
根治手術によって痔は完治します。また、食事や生活習慣の改善により、痔の再発を防ぐことができます。
ただし、若くして痔を発症された方、今後出産を予定している方、長時間座位を強いられる仕事をされている方、便秘・下痢を繰り返している方は十分に注意が必要です。
痒み、痛み、腫れ、出血等の症状を薬で一時的に止める事はできます。しかし、痔が治ることはほとんどありません。
当院では、痔の日帰りも行っております。
ただし、日帰り手術でも翌日から仕事というわけにもいきません。術後3日間の安静と約1週間の休養が必要です。
入院を希望される方や、状態によって入院が必要な方には入院していただきます。
痔瘻が自然に治る可能性は非常に低い病気です。長期間治を放置することで、複雑痔瘻化や、ごくまれに発癌の可能性も
あります。できれば早期に手術を受けられることをおすすめします。
肛門周囲膿瘍、肛門異物(例えば魚の骨が刺さっているなど)、外痔核ではないかと思います。
すぐに受診をおすすめします。
当院の痔の手術は保険で行っております。
痔には痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろうの3種類があります。
最も多い症状として痔核(イボ痔)で、特に男女差の傾向はありません。
ただし、裂肛(切れ痔)は女性に多く、痔ろうは男性に多く見られる傾向があります。
下半身麻酔で手術を行いますので、手術の痛みはまったく感じません。